突然ですが、世界遺産の屋久島にある縄文杉を見に行くには片道5時間くらいのトレッキングとなるって知ってました?僕も去年念願叶って縄文杉を見に行ったのですが、この時めっちゃ悩んだのが「ガイドを付けるかどうか」・「どこのガイドツアーがいいのか?」です。そこでガイドツアーで縄文杉を見に行った自分の実体験をもとに、ガイドの要否に対して率直な感想を述べていきたいと思います。
この記事を読めばこんなことが分かります。
ガイドを付けるメリット
ガイドさんがいるメリットは大きく3つあります。
- 宿まで送迎あり
縄文杉トレッキングのスタート地点である荒川登山口まではバスでないと行くことができません。
もし個人で行かれる方は、途中の屋久杉自然館までレンタカー等で移動し、そこからバスに乗っていく必要がありますが、ツアーに申し込んでいると、当日朝に宿泊先までお迎えが来てバスで登山口まで直行で行けるというメリットがあります。 - 休憩ポイント、ペース配分を任せられる
おそらく往復10時間にも及ぶトレッキングをしたことある人は少数派だと思いますが、そのような方々にとっては、ガイドさんがいることで休憩タイミング・ペース配分等を心配する必要がなくなるというメリットがあります。もちろん、事前に調べておけば個人でも大丈夫だとは思うのですが、とは言っても長丁場になるだけに経験がないとどうしても心配になってしまう人もいるかと思います。そんな心配性な方はガイドさんがいると安心かもしれません。 - うんちくが聞ける
今の世の中、事前にネットで検索すればいろんな情報が出てきますが、それを全て熟知してから屋久島に行く人はそうそういないと思います。もしガイドさんをつければ、道中の名所や草木・動物の名前を教えてくれたりして、島について詳しくなれるかもしれません。
ガイドを付けるデメリット
一方で、もちろんデメリットもあります。自分が特に感じたのは以下の3点です。
- 自分のペースで歩けない
僕がガイドツアーを申し込むか悩んだ一番の理由はこれです。ほとんどのツアーは何人かのグループで行動しますが、全員が全員同じペースのわけはなので、誰かしら合わない方がいると思います。自分の場合、途中ヤクシカに出会ったのでじっくり見ていきたかったのですが、割と周りの人がサクッと見て進んでいってしまったため、あまり満足するまで見ることはできませんでした。。。いやー、残念。 - シンプルに高い
これも切実な悩みの種でした。。ツアーに申し込むとそれだけで1万円前後します。もし、個人で行くとなればこれが丸々浮くので結構な差になります。ガイドのメリットにあまり共感できなかった人は、全然なしでも問題ないと思います。
ガイドありがいい人・なしでもいい人の判別
ここまで、ガイドツアーのメリットとデメリットを紹介しましたが、これを踏まえてガイドありがいい人となしがいい人を僕の独断と偏見で上げてみます。
ガイドなしで行く場合に知っておくべき事
色々考えた結果、やっぱりガイドなしで行きたいと思っている人もたくさんいるでしょう。しかし、万が一事故にあった場合に、個人だと悲惨な目にあうかもしれないため、最低でも以下のポイントだけは知っておきましょう!
トレッキングの多くを占めるトロッコ道とはこんな道です。レールの真ん中に板がありその上を歩いていくので、正直ふつうのスニーカーで十分な道です。縄文杉トレッキングのためだけにいい靴を買う必要はないんじゃないかと個人的には思いました。(もちろん、今後も山登りするとかなら話は別ですよー)
また、道中には欄干のない橋も数か所あります。結構高さもあるのでうっかり滑ったり、スマホを落としてしまったりしないよう気を付けましょう!
まとめ
ガイドありかなしか論争に絶対的な答えはありません。それぞれのメリット・デメリットを把握したうえで、自分に合った選択をしてぜひ楽しい屋久島旅行を過ごしてください!
ヤクシカやヤクザルなど野生動物もたくさんおり、もののけ姫みたいな世界がほんとに広がってます。アクセスも容易ではないため少しハードル高く思ってしまうかもしれませんが、日本人なら人生に1度は行ってみてもいいのではないでしょうか。
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