【青春18きっぷ】関西から日帰りでいけるおすすめ駅5選!滋賀編

お得な旅情報

青春18きっぷと言えば、格安で一日JR線乗り放題となることで多くの人に人気のある切符ですよね。
実際に僕自身も10回以上はお世話になっています。特に関西には新快速という福井県敦賀から京阪神を貫き兵庫の端っこまで爆速で走る列車があるため、日帰りでも割と遠くまで行けてしまうのが魅力だと思っております。

でもぶっちゃけ、神戸や京都の先なんて行ったことないし、何があるんだろうか?とか結局何もなくて面白くなかったらどうしよう。。なんてことを思って、出かけるのをためらってたりするのではないでしょうか。そこで今回は、滋賀県方面について僕が実際に降りてみたことのあるおすすめ途中下車駅をご紹介いたしますので、ぜひ次回の18きっぷ旅行に組み込んでいただき有意義な時間を過ごしてみて下さい。

石山

まず一駅目にあげるのは石山駅です。京都から新快速でわずか3駅(京都→山科→大津→石山)と近く、朝早起きしなくても行けてしまうので初心者の方にもおすすめです。こちらの駅の観光名所と言えば西国三十三所の第13番札所である”石山寺”です。駅からは少し距離がありますので、本数もそれなりにあるバスでのアクセスがおすすめです。

石山寺は、紫式部が源氏物語を執筆した寺としても有名であり、境内には紫式部に関連した展示を集めている施設や銅像が設置されていたりします。最近は大河ドラマで源氏物語をもとにした”光る君へ”という作品が放送されていることもあり、関連企画が実施されていることもあって大変賑わっておりました。また、初夏の石山寺は青もみじの新緑が美しく、秋には滋賀県有数の紅葉の名所にもなります。

近江八幡

二つ目は近江八幡駅です。大阪から新快速で1時間少々の場所にあります。
寄り道スポットとしては、八幡堀というお堀や日牟礼八幡宮などの風情溢れる街並み散策、八幡山ロープウェイを上った先にある近江八幡山城跡などがあげられます。僕は登ったことないのですが、山頂からは琵琶湖を眺めることができるようです。

一日中滞在するほどではないけど、ちょこっと寄るにはちょうどいいスポットがあり、まさに18きっぷ旅向きの観光名所かなと思っております。駅から観光地の八幡堀周囲までは距離がありますのでバスで向かうのがおすすめです。

八幡掘沿いの遊歩道には黄菖蒲・紫菖蒲が見られるスポットであり、見ごろとなる5月-6月頃に来るのもおすすめです。(18きっぷシーズンではありませんが、、)

彦根

三つ目は近江八幡から新快速で2駅先の彦根駅です。大阪から1時間半弱程度の距離にあります。
こちらの寄り道スポットと言えば、もちろん国宝5城のひとつである彦根城です。駅から徒歩15分ほどと近いのも18きっぱーにとってのおすすめポイントです。

天守閣からは琵琶湖を臨む風景が一望できることや、隣接する玄宮園の美しい庭園も魅力の一つです。
それなりの広さがあるため、寄り道する場合はある程度時間に余裕を持っておきましょう。僕はじっくりと回って2時間ほどの滞在時間でした。

長浜

おすすめ途中下車駅の四つ目は長浜駅です。米原から先は本数が少なくなるので、訪れる際は時刻表をしっかりチェックしてから行きましょう!こちらの駅のおすすめ観光スポットは長浜城跡と黒壁スクエアです。

長浜城は戦国時代に豊臣秀吉が初めて築いた城であり、琵琶湖湖畔に位置する美しい景観が魅力の一つです。建物内部は博物館として公開されており、豊臣秀吉や長浜の歴史に関する貴重な資料や豊富な展示物を見ることができます。駅からも徒歩10分程度なので、寄り道にはもってこいなスポットとなっております。

そして、長浜にあるもう一つの名所が黒壁スクエアです。黒壁スクエアは、元々1889年に設立された「第百三十国立銀行」の建物を中心に再開発されたエリアであり、この歴史的な建物は黒い漆喰の外壁が特徴で「黒壁銀行」として知られています。1989年に文化・観光エリアとして再生され、今日の黒壁スクエアが誕生しました。

この黒壁スクエアは、歴史的な建物が立ち並ぶ美しいエリアで、散策するだけでも楽しめます。明治時代からの洋風建築や和風建築が混在し、ノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。写真撮影にも絶好のスポットです。また、「ガラスの街」としても有名であり、黒壁ガラス館をはじめとする多くのガラス工房やギャラリーが集まっております。店によってはガラス工芸の体験もできるため、自分だけのオリジナルガラス作品を作ることができます。

なかなか長浜を目当てに出かけることは少ないかと思いますが、そんな駅でもちょこっと寄ってみようかなと思ったときに寄れるのが18きっぷのメリットですね!

敦賀

おすすめ途中下車駅の四つ目は敦賀駅です。大阪からはサンダーバードが出ておりますが、新快速でも2時間少々で行くことができます。最近では北陸新幹線の延伸も実現され、東京から1本で行くことができるようになり話題に上がった街であります。ここ敦賀の主な観光名所は気比神宮と気比の松原です。徒歩で全て巡るのは大変な距離であるので、観光客向けに市内循環しているバスを利用するのがおすすめです。一日フリー券もあるので、車のない18きっぱーには大変ありがたかったです。

気比神宮は、約1,300年の歴史を持つ古社で、日本海沿岸の航海安全や商売繁盛を祈願する北陸を代表する神社として知られています。その創建は養老2年(718年)と伝えられ、多くの人々から信仰を集めてきました。ここの神社の象徴ともいえるのが、日本三大鳥居の一つに数えられる「大鳥居」です。この鳥居は高さ11メートル、幅13メートルにも及ぶ巨大な木造の鳥居で、その朱色が非常に美しく、訪れる人々を圧倒します。特に青空をバックにした大鳥居は写真スポットとしても人気です。

二つ目のおすすめスポットである気比の松原は、約1.5kmにわたる白砂青松の美しい景観が特徴であり、日本3大松原の一つです。青々とした松林と白い砂浜が広がり、日本海の美しい海岸線を楽しむことができます。特に夕日が沈む時間帯には、幻想的な光景が広がり、訪れる人々を魅了します。また、平安時代から続く歴史ある景勝地で、『万葉集』や『源氏物語』などの古典文学にもその美しさが詠まれており、松原内には古い石碑や歌碑が点在していることもあって歴史的な雰囲気を感じながら散策できます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回の寄り道スポットをまとめるとこんな感じです。

おすすめ途中下車駅!
  • 石山:源氏物語ゆかりの地”石山寺”
  • 近江八幡:八幡掘、日牟礼八幡宮、八幡山ロープウェイなど
  • 彦根:国宝5城”彦根城”
  • 長浜:琵琶湖湖畔の長浜城と黒壁スクエア
  • 敦賀:大きな鳥居のある”気比神宮”と日本三大松原”気比の松原”

もちろん、そのほかにもニッチなスポットはいろいろございますが、まず寄ってみるなら今回ご紹介した駅で探索して見るのが良いと思います。青春18きっぷは格安というのも魅力ですが、乗り降り自由であることもまた大きなメリットだと思っております。ぜひみなさんも自分だけのお気に入りの町を見つけてみてください!

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