青春18きっぷと言えば、格安で一日JR線乗り放題となることで多くの人に人気のある切符ですよね。
実際に僕自身も10回以上はお世話になっています。特に関東は鉄道路線がダントツで豊富なため、行先の選択肢がとっても多いのが魅力だと思っております。
でもぶっちゃけ、家の近所しかあんまり知らないし、大宮の先になんて何があるんだろうか?とか結局何もなくて面白くなかったらどうしよう。。なんてことを思って、出かけるのをためらってたりするのではないでしょうか。
そこで今回は、北関東方面について僕が実際に降りてみたことのあるおすすめ途中下車駅をご紹介いたしますので、ぜひ次回の18きっぷ旅行に組み込んでいただき有意義な時間を過ごしてみて下さい。
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宇都宮
おすすめの駅1つ目は宇都宮駅です。新宿・東京から約2時間、湘南新宿ラインや上野東京ライン一本乗っているだけで行けてしまうので、旅慣れてない初心者さんでも行きやすいです!
宇都宮といえばなんといっても餃子です。駅から徒歩圏内にも有名店は数多くありますので、昼ごはんに餃子を食べるために宇都宮に行ってみるというのもいかかでしょうか。
ちなみにこちらは来らっせでの様子です。ファミリーやグループで利用している人が多めではありましたが、カウンターもありますので一人での来店でも問題ではありませんでした。ただ、フードコートスタイルで多くの店が集まっているので、せっかくなら色んな店の餃子を食べ比べしたいという方は複数名で来てみんなで分け合って食べるのがいいかもしれません。
また、来らっせに限りませんが宇都宮餃子は非常に人気があるため、お昼時には大混雑が予想されます。来らっせの場合は受付機械で番号札を取るスタイルですので、早めに来店し受付だけでも済ませておくのがいいでしょう。ピーク時には2時間待ちくらいになったりもします。
日光
おすすめの駅1つ目は日光駅です。新宿・東京から約2時間で宇都宮、そこからさらに日光線で40分ほどで到着できます。宇都宮餃子の前後に合わせて訪れるのにぴったりな場所だと思います。日光線の本数も1時間に1本はあるので、比較的訪れやすいスポットとなっております。
そして、日光で絶対行くべき観光地といえばもちろん世界遺産”日光東照宮”です。広い杉の森の中にたたずむお寺は非常に荘厳であり、見ざる聞かざる言わざるの三猿も必見です。皆さんも教科書とかで見たことあるのではないでしょうか。ぜひ自分の目で見てきてください。
水戸
おすすめの駅3つ目は水戸駅です。東京から約2時間~2時間30分程度、直通列車は少ないので土浦での乗り換えを挟むことが多いです。距離や乗り換えを含むことから他の北関東都市よりは難易度上がりますが、十分日帰りで行けるスポットです。
水戸駅のおすすめ観光スポットといえば、やはり日本三名園の一つである”偕楽園”です。特に3月は梅のシーズンでありまして、広い敷地内いっぱいに広がる梅の花を一目見ようと多くの観光客でにぎわう時期となってます。全国有数の梅の名所というだけあって、確かに自分が見たことのある梅園の中でもダントツの規模を誇っております。ちょうど18きっぷのシーズンともかぶりますので、春に利用される方は、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
また、春だけでなく夏に来ても新緑が映える日本庭園らしい風家が見れるので、水戸の街並み散策にはうってつけだと思います。梅のシーズンを外せば観光客もだいぶ落ち着くので、ゆっくりと園内を歩いて巡れるというメリットもあります。
高崎
おすすめの駅3つ目は高崎駅です。東京から約2時間、湘南新宿ライン・上野東京ラインで1本で行ける群馬県。正直言いまして、駅近にはこれといった観光スポットがないのが他の北関東主要駅との違い。。群馬県自体は伊香保温泉や草津温泉など見どころはあるんですがね。
駅近でもできることと言えば、高崎パスタと沼田名物みそパンです。高崎パスタは駅ビル内にはらっぱという有名店があるので、ぜひ訪れてみてください。人気店なのでお昼のピーク時にはとても並ぶのでご注意を。沼田名物みそパンは改札近くのお土産売り場”群馬いろは”にて買うことができます。ケンミンショーで井森さんが紹介されたこともあってちょっとした名物です。素朴なおいしさが逆に印象に残り、ちょっとしたおやつにちょうどよい一品です。
土合
おすすめの駅4つ目は土合駅です。高崎からさらに約1.5時間かけてたどり着くギリギリ群馬県の駅です。途中水上駅で乗り換えですが、水上から先新潟方面の列車は非常に本数が少ないため、訪れる際は時刻表要チェックです。
この主要都市でも何でもない普通の人なら知らないであろう土合駅は、実は日本一のモグラ駅として一部界隈では有名なスポットとなっております。ズバリそのわけは、地上の改札から地下のホームまでが非常に長いのです。
下から見上げた時の景色がこんな感じですが、地上まで上がる階段がとても果てしないと感じられるのではないでしょうか。実際に地上に出るまでは10分くらいかかると公言されてます。
ちなみにこの地下ホームは水上→越後湯沢方面の下り線のみでありまして、上りのホームは地上にありますので見に行きたい人はご注意ください。
そして駅舎はというとこんな感じ、冬の時期に行くと雪がどっさり積もっておりますので、雪に飢えてる都心住まいの人は雪見目的で来るのもおすすめです。
越後湯沢
最後に、関東ちょっと抜けますが番外編としてあげたいのが越後湯沢駅です。高崎から約2時間、東京から計4時間ほどかかりますが、早朝から出発すれば十分日帰りで行けてしまう新潟県の町です。途中水上から先新潟方面の列車は非常に本数が少ないため、訪れる際は時刻表要チェックです。
関東の人にとっては日帰りスキースポットとして有名ですが、スキー・スノボをしない人、夏に18きっぷで訪れたい人にとっても実は面白い駅です。それがこちらの駅ナカ施設ぽんしゅ館にある利き酒コーナーです。一人500円でコイン5枚をもらえ、それを使って数ある銘柄の中から自分の気になったものを自由に飲むことができるというセルフサービスなコーナーです。
各銘柄には辛口度、濃醇度、酒香度、アルコール度数が星でランク付けされており、各々の違いを感じながら日本酒をたしなむことができます。種類が多すぎて悩むって方は、店員のおすすめ銘柄が壁に張り出されているので、それらを参考に選んでみるのもいいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回の寄り道スポットをまとめるとこんな感じです。
もちろん、そのほかにもニッチなスポットはいろいろございますが、北関東でまず寄ってみるなら今回ご紹介した駅で探索して見るのが良いと思います。いずれの駅も都心在住の方で日帰り訪問でしたら青春18きっぷで十分元が取れるほどの移動距離です。いつも乗る電車の終点には何があるのか、皆さんもぜひ自分の目で見に行ってみてはいかがでしょうか。
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