【京都 五山送り火】大文字焼きとは?見に行くなら知るべき事3選!

関西

初めていく五山送り火、俗に言う大文字焼き。楽しみでわくわくが止まらないですよね!
けどその一方で、

・予定を立てるのがめんどくさいなぁ、、
・調べようと思ってネット検索したけど、情報量多すぎて何が重要なのか分からん、、

なんて思いをしている人も多いのではないでしょうか。なにを隠そう、自分もその一人だからです。しかし、とりあえずノリで行ってみたはいいものの事前調査を怠って後悔したことも少なくないため、実際に訪問した経験から最低限これだけは知っておけばよかったということにを厳選してご紹介していこうと思います!

この記事だけ読めば、「ちゃんと調べておけばよかったなぁ、、、ミスった」となることだけは避けられると思っております!もちろん、もっと詳しいことを話したいというのはありますが、あえて割愛しておりますのであしからず。

送り火は6種類ある

さーて、初っ端から え?って思った方も多いのではないでしょうか。大文字焼きって「」だけじゃないのかよって。はいそうなんです、実は「大」以外にもあるのです。大文字、法、妙、左大文字、舟形、鳥居形6種類合わせて五山送り火となっております。

以下は自分が2023年に何種類見れるかトライした時の様子なのですが、こちらが一番有名な大文字焼きですね。山の麓には銀閣寺とかがあるあたりです。

そしてこちらが。ちょっと遠くからでしたが、文字の形がはっきりと分かるほどには見てとれました。大文字点火後、5分・10分後に点火されますので、大文字を満喫してから場所を移動し見に行きました。高野川沿いの橋から見ることができます。

そしてこちらが舟形です。どれ?ってなってしまうかもしれませんが、残念なことにちょっと時間間に合わず火が消えかけてしまっておりました。なぜなのかは、次の項目でご説明します。場所としては、下鴨神社西側の加茂川沿いの橋から観覧することができます。

全部の送り火を見るのは不可能?

さて、送り火が6種類もあるとわかったら「どうせなら全部見たいよね!」となるのが人間の性ではないでしょうか。特に遠くから泊りで観光に来ている方々とかだったらなおさらですよね。

しかしながら残念なことに、ベストポジションで全種類の送り火を見ることは結構選択肢が限られてて難しいものとなっております。というのも、送り火が点火されているのは30分くらいの時間であるので、それぞれの送り火が見える場所に移動する時間がないんですよね。ネット上では、京都タワーや京都駅で全部見れるという情報がありますが、京都タワーは事前予約制、京都駅も見れる場所はそんな広くないのではないでしょうか。加えて、京都駅エリアからは各送り火までの距離が結構あるため、双眼鏡とかなしで肉眼で見ようとするとちょっと厳しいような気がします

という訳で、一つ一つよく見えるスポットでちゃんと観覧したいというのであれば、見たい文字を決めて張っていた方がいいかと思います。欲張るのは諦めましょう。有名どころでいうと、以下2点があるのではないでしょうか。

  • 鴨川デルタエリア
    定番の大文字と法、妙、舟形が見えるエリアが集まっております。
  • 嵐山の鳥居形
    当日は桂川での灯篭流しもあり、鳥居形送り火+灯篭というほかのエリアでは見れない光景が見れます。
文化庁:https://gozan-okuribi.com/2022/ja/top.html

大文字を見るなら鴨川デルタ

やはり、初めて五山送り火を見たいというのであればおすすめなのが、京阪出町柳近くにあります鴨川デルタではないでしょうか。こちらでは、初めてならまず最初に見るべき大文字がきれいに見れるスポットとなっていることに加え、少し移動すれば法、妙、舟形といった他の送り火も見ることができるため、大変人気なエリアとなっております。

ただし、人気スポットというだけあって人混みは覚悟しましょう。交通規制がかかり、ディズニーランドの開園待ち行列並に人々であふれかえっております。ポイントによっては看板や木で送り火が隠れてしまうかもしれませんので、ちゃんと見れそうか確認したい方は明るいうちの到着が必須となるでしょう。

もちろん、大文字はその他の場所からも見ることができます。例えば鴨川南側のエリアもその一つです。鴨川デルタのように、今出川通のおかげで障害物もなく送り火が見やすということはないのですが、たまに建物や木々の隙間から送り火を見ることができます。隙間ポイント探しに時間を要することと、斜めからの構図となるので「大」の字がちょっと見えづらくなるという点は、前もって知っておきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。五山送り火に関する情報はたくさんありますが、それにも関わらず実際に行ってみないと分からないことや、多くの情報に埋もれて重要なことが分からなくなることが、意外とあるんじゃないかなって思ってます。僕は旅行が好きなのですが、計画を立てることや調べるのがめんどくさいという知人も多いため、そんな人にでも旅を楽しんでもらえたら何よりだなと願っております。

以上、こんな感じでした。五山送り火は大文字焼き以外にも5種類あって、全部見るのは難しいのでどれかに絞ろうというのが今回の趣旨でした。全部一気に見れないのは残念ですが、だからこそ来年もまた来たいな、次はどこ行こうかなと余韻を残してくれるのではないでしょうか。

是非関西住まいでもそうでなくても、一度は見に来てみてはいかがでしょうか。

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