【立山黒部アルペンルート】雪の大谷に行くなら絶対に知るべき事3選!スニーカーだとマズい?

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「もっと事前に調べておけばよかったなぁ、、」
「こんなはずじゃなかったのになぁ、、、」

初めていく観光地、とりあえず思い付きで出向いた結果そんなことを思ってしまうことって結構ありませんか?学生時代に全都道府県制覇した僕もそんな苦い思いは幾度となく経験してきました。
今回はもうじき立山解禁直後の一大名所「雪の大谷」ついて、実際に行ってみて振り返って思う点をもとに、事前に把握しておくべきポイントについてご紹介します!
この記事を読めば、後悔の念に晒されることなく心の底から雪山絶景を堪能することができるでしょう!

そもそも雪の大谷とは?

雪の大谷とは、富山県にある北アルプスの山岳観光スポットです。例年4月中旬頃に解禁される立山黒部アルペンルートの道中「室堂」にある十数メートルの雪壁を間近で見れるのが特徴の名所です。
詳細はぜひ公式HPにてご確認ください。

ポイント1:靴は防水仕様のものを用意せよ!

雪の大谷に行くうえで最も重要なのが「防水の靴」を履いていくことです。
雪の大谷というくらいですからもちろん一面雪景色なのですが、足元はそこまで除雪されておりません。そのうえ、雪の大谷の時期というのは雪解けが始まりつつあるシーズンです。つもりに積もった雪が解けて水たまりとなってる箇所が多々あり、水が染み込みやすいスニーカーなどを履いているとイチコロで靴下までびしょびしょになります。(体験済み、、)
その点については特に詳しく調べていなかったため、「雪壁と言えど、足元くらいは除雪して整備されているだろう」と思い込んでいたのですが、見事に予想を外してきました。周りの方を見るとスノーブーツや子供たちは長靴を履いている人もいたため、耐雪仕様の靴を持っていなかったとしても、布製のような濡れやすい靴は避けた方が無難です。心配な人は、替えの靴下も持っていくとよいでしょう。

このように、水溜り避けて通ることはできないところも多々あります。
大雨の日に履くような靴をイメージしておいてください。

室堂周りは完全に除雪などされておらず、ただの美しい雪山です。
スキーやスノボをする方は、雪道に慣れていたり、雪山用の装備を持っている方も少なくないでしょう
しかし、雪の大谷に来る人の中には雪山に対する経験・知識があまりない方も多くいらっしゃると思います。ローカットのスニーカーでは一瞬で靴の中に雪が入り、湿った靴下の不快感を味わうこととなりますのでご注意を。

一方で、室堂を通過して長野県側黒部ダムのあたりまで来るともう道に積もるほどの雪はなく、
とても歩きやすい状態となっております。

ポイント2:晴れの日にはサングラスを準備せよ!

防水の靴と同じくらい大切なのが「サングラス」です。
「いや、サングラスなんて持ってないし、カッコつけてるみたいでなんか嫌だな、、」と思っている方も中にはいるかもしれません。しかし、晴れた日の雪山は雪の反射でとても眩しく、我慢して裸眼で景色を見続けていると雪目と呼ばれる目の日焼けを起こします。(スキー・スノボをしている方なら経験したことがあるかもしれません)
自分も経験しましたが、これが結構ひどくて、1時間ちょっとみくりが池の周りを散策して室内に戻った時、蛍光灯の色が紫に見えてしまうくらいの目の異常を感じました。。大量の紫外線によって角膜が炎症を起こすという、目に良くない状態となりますので、特に晴れた日はサングラスをお持ちになって紫外線対策をすることをお勧めします。また、同様の理由で日焼けもしますので(体験済み)、焼けたくない方は日焼け止めクリームも持っていると安心です。

ポイント3:早朝から活動せよ!

雪の大谷を含む「立山黒部アルペンルート」の楽しみ方は様々ですが、注意すべき点は移動に時間がめちゃくちゃかかるということです。例えば僕の場合は、富山から長野へ通り抜けるルートでしたが、館山駅から扇沢まで観光時間を含めて約6時間ほどかかりました。もちろん、どの場所でどのくらい観光に時間を使うかは人それぞれですが、下記公式HPに掲載の図からも分かる通り、目安時間をそのまま足しただけでも約110分(1時間50分)くらいの時間となります。これに観光時間・バスやケーブルカーの待ち時間を含めると6時間くらいかかっても不思議ではないことは想像できるかと思います。
せっかく行くならゆっくり時間に余裕をもって過ごしたいと考える方はぜひ朝一で向かうことをお勧めします。

[立山黒部アルペンルートHPより]

ちなみに僕は富山駅を5時台に出発する始発列車に乗り、6時台には館山駅に着きましたが、
このように既に多くの人で混雑し始めていました。ケーブルカーは定員が決まっているため、繁忙期には室堂に向かう人で長蛇の列になるらしいので、早め早めの行動をとった方が良さそうです。

まとめ

今日の話をまとめるとこんな感じです。

事前の下調べというのはおざなりになりがちであり、実際に現地に赴いて発見する楽しみというのもあります。(実際自分もそう思う時もありますし)ただ、そんなスタイルの観光を何十回もやっていると、やっぱり最低限知っておくべきだったなぁと思う機会も多々あることもまた事実です。是非皆さんには、そんな最小限の知識だけはお持ちになって、それ以上のことは実際に行ってみて小さな発見・喜びを見つけて楽しい日々を過ごしてもらえたらと思ってます!
本日も最後まで見ていただいてありがとうございました!

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