日本人は海外に興味がない?僕が海外旅行にはまった3つの理由

旅のお役立ち情報

数年前までは海外なんて1ミリも興味なかった自分ですが、今となっては一人旅で行くほどハマってる今日この頃です。海外旅行の素晴らしさは、「人生の刺激となり価値観が広がる」の一言に詰まってると思っております。

この記事では、

  • 海外旅行に憧れるけど、自分には無理だなぁ、、、
  • 留学を勧められるけど、不安であまり気が進まない、、、

などと悩むあなたに勇気を与え、背中を押してあげるきっかけとなれることを願ってます。

日本人のパスポート取得率は17%らしい

本記事を書こうと思ったきっかけですが、日本人のパスポート所有率が他国と比べて極めて低いというニュースを先日見かけました。

自分もいわゆるZ世代に当たりますが、確かに大学3年生までは海外には全く興味はなく、留学に行ってる同世代の学生は意識高い系だなぁと、蚊帳の外なポジションでした。

そんな昔の自分を思い出しながら記事を読むと、当時自分が思ってたことがそのまま書いてあって、とても共感できる内容だったのです。

パスポート保有率17% 「海外行きたいと思わない」Z世代が増加 若者の意識に変化
一方で、出国する日本人は、2019年は約2008万人でしたが、2023年は約962万人。 4年で半減しました。

自分が海外に興味なかった理由

上記ニュースでも触れられてますが、当時自分が海外に興味が持てなかった理由は、主にこれら3つです。

  • 治安
  • 衛生面
  • 言語の壁

治安

海外と聞いて真っ先に挙げる不安要素のひとつが”治安”です。テレビのニュースで「XXX(観光地)で銃乱射の事件」という報道を見たり、海外に行った知人からすりや押し売りの話を聞かされたりすると、海外に対してネガティブな印象が増すばかりなのは避けられません。

衛生面

2点目は”衛生面”についてです。特に、トイレと食事がとても気になるポイントでした。

トイレットペーパーは水に流せるのが当たり前な日本ですが、海外では流せずごみ箱に捨てるという話を聞いたとき、なんか臭そうとしか思えなかったのを覚えてます笑

食事についても、屋台フードの取り扱いが圧倒的に雑で、水道の水を飲むとおなかを壊すという何とも不便な印象しかありませんでした。

言語の壁

3点目は”言語の壁”です。当然のことですが、国内にいると英語をしゃべる機会は全くありません。学校の授業で外国人講師と会話をすることがあっても、実生活で英語でコミュニケーションをとったことがない状態だと、そのまま海外に行っても本当に意思疎通できるのか不安でしかないのです。

1度でも海外に行った人は「旅行レベルなら、単語とボディランゲージでなんとかなる」と言うのが鉄板ですが、これは経験した人にしかわからない感覚であり、経験値ゼロの人にいくらその真実を伝えたところで不安は拭えないのです。

旅行は日本で十分

そんな海外のマイナス面をたくさん聞かされるまでもなく、日本の中だけでも魅力あふれるスポットがたくさんあるのも、海外への意識を遠ざける大きな理由でした。

これは、何度か海外に行ったからこそ分かる話でもありますが、北の雪国から南の島、青い海から緑生い茂る山まで様々な体験が国内だけでできるのは珍しい部類だと感じます。

極端な例ですと、台湾・香港・シンガポールなどの小さな国であれば、国内でできることもうんと限られるのは想像に難くないでしょう。

初海外のきっかけ

そんな海外なんて微塵も興味を持っていなかった自分が初めて国を出たのは大学3年生の時でした。

きっかけは、「知り合いが北京留学に行ってたので会いに行ってみた」という至極単純なものです。当時の自分は、この機会を逃したら一生海外に行かないだろうなと考えており、振り返ってみてもこれが大きな転換点だったと思います。

機会というのは突然、思ってもみないところでやってくるものです。

そして、ネガティブな面しかなかった海外のイメージが、自分の中で実際に変わったのもこの時です。

海外旅行のここが面白い!

ここからは、実際に海外に踏み出して身をもって体感した海外旅行の良い点についてご紹介していきます。

価値観が変わる

一つ目は、”価値観が変わる”という点です。そういうと、「別に海外に行かなくても、考えればわかる」という人もいるかもしれませんが、それはあくまで想像に過ぎず、実際に見て触れることで初めて分かることもあったりします。

例えば、自分の例でいうと日本では当たり前だった

  • 店員さんが親切
  • クラクションは必要な時にしか鳴らさない
  • トイレは鍵付き個室

という常識が覆されました。無愛想なホテルマン、鳴りやむことのないクラクション、スケスケガラスのホテルのトイレなど、事前に調べればわかる話もあるかもしれませんが、たいていの場合はそんなこと検索もせず、現地に行ってから気づくものです。

これらは最初大きなストレスをもたらす要因にもなりますが、一方で自分の視野・考えの幅を広げてくれるという圧倒的なメリットがあります。

自信につながる

二つ目は、”自信につながる”という点です。特に言語の壁を乗り越えるという経験が、一番の成長体験であり、圧倒的な自信につながるきっかけとなりました。

海外に行ったことある人は誰もが言うことですが、完璧な英語を話せなくても意外と何とかなるものなんです。伝えようとする思いがあれば、簡単な単語と身振り手振りでも十分伝わるのです。

実際に初海外の知人とオーストラリアに旅行に行ったとき、初日は一人になることをとても怖がってましたが、3日目にはソロでカジノに行くくらいに成長しておりました笑

皆さんも日本で外国人にあったときも、片言の日本語でも結構言いたいことは伝わった経験とかあったりしないでしょうか。100点の文法で話さなくても相手とコミュニケーション取れるという体験が、英語力に対する自信につながるのです。

日本の素晴らしさが分かる

三つ目は、”日本の素晴らしさが分かる”という点です。海外に赴き、当たり前な日常が失われることで初めてそのありがたみを身をもって知ることができるのです。

例えば、ホテルのコンセントが繋がらず、スマホが充電できないとなったとき、フロントに言えば調査や部屋を変えてもらえるのが、日本にいると当たり前だと考えてる人が多いと思います。しかし、先日海外でそんな場面に出くわしましたが、フロントに言っても「いや、そんなことはない」と頑なに無視されるだけでした…笑

他にも、フィリピン・セブ島の夜の町を歩いていると上半身裸で段ボールに包まって寝ている小さな子供を見かけることもありました。

そんな光景を見ると、ちょっとした日本の日常にある嫌なことなんてちっぽけに思えてしまうもので、日本人として生まれてよかったなと心から感じることができます。

まとめ:勇気を出して一歩踏み出そう!

もちろん海外に行くといい面だけでなく、いろんな悪い場面にも出くわします。むしろ、悪い面の方が多かったりもするものです。笑

しかし、その悪い面でさえも自分の経験値となり視野を広げ、日本の良さを再認識させてくれるというメリットにすらなるのです。この面白さは、実際に海外に行ってみないと分からないでしょう。

ぜひ時間がある方、特に学生の皆さんは海外に行ってみて、自分の中の価値観を広げ、人生の選択肢を広げてみて下さい。きっと、今後の長い生涯に大きな影響をもたらすことでしょう。

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